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3 計画チェック (1)計画の具体的プロジェクト化 開発された計画構造体を具体的な工事/プロジェクトに切替えて、計画内容の妥当性を調べます。 プロジェクト化するためには、着工日、納期、客先・ユーザー名、管理コード(プロジェクト番号)を 決めなければなりません。 工事/プロジェクトの取扱数量は一式として複数には対応していません。同一構造物等を同時に 複数処理する場合は、モジュールの計画に複数個組込むか、別々のプロジェクトとして扱うようにします。 着工日、納期を決めることで、この計画が実際にその工期で実施できるかの確認、また、 その工事番号を管理コードとして、見積依頼をすると言うことになります。
手続としては、計画表画面を開いて、客先、プロジェクト名、工期などを入力します。 入力・保存が済めば、直ちに日程表、山積表その他の資料が、管理コードを指定することで、 開けるようになります。
(2)見積依頼、見積書受領 管理コード(プロジェクト番号)を指定して、そのプロジェクトで使用する材料、外注等の 見積依頼書を発行します。見積書を受領したとき、価格を取込みます。
(3)開発費用の表示 開発費用の画面でプロジェクト番号を指定すると、プロジェクトを実行するための総費用及び原価要素別、 モジュール別の費用明細が表示されます。 内容をチェックして不審点があれば、開発計画を見直す必要があります。 このとき、特に注意することはマクロに考察して、ミクロの問題点を見つけ出すことです。 そのヒントをくれる備考欄の記載は重要です。
(4)プロジェクト実施上の問題検討 日程・山積表の画面で、総括日程表、日程表、マイルストーン日程表、山積表、バーンダウン チャートを開いて、 プロジェクトを実施する工程・作業順、人材の配置、必要量を考察し、問題点があれば、開発計画を修正します。
更に、詳細に検討するためには、問題・注意点の画面で、主要工程を選択組合せて、日程・山積表の表示、 注意工程(備考欄に注記した工程)の抽出、イベント結合工程(或る種のクリティカルパス)の抽出、 ボトルネック工程(クリティカルパス)の抽出、無作業日の抽出、材料・外注等の手配状況の表示をさせます。 ・・ 続く・・
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