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「プロマネツール」を使ったプロジェクト展開と見積作業(2) ・・・続き・・
1 仕様全体を捉えた概要的全体計画の作成 ツールの中にある「構想取込シート」に構想を書込み、概要が固まったところで、本データ(展開部品マスタのシート)に転記します。 本データ用シートに移行すると、〔保存〕する度にデータのチェックがかかります。それを避けるためには別名で保存することになります。 なお、この段階で、思いついた作業モジュールの処理要領をメモにして置くことをお勧めします。
概要的全体計画の作成要領は以下のようなものです。具体的要領は「構想取込シート」の解説をご覧ください。
(1)仕様書のテーマ、或は、その派生項目を列記します。 (2)上記テーマを分解して、エクセル行を挿入しながら、作業項目を追記します。 (3)このとき、新規開発要素、購入資材の概略構想を策定して置きます。 (4)更に、細分化すべき項目の把握とその内容の構想記入。 (5)各項目を、一つの機能を持たせたモジュールとするか、モジュールの構成要素にするかを決定。 (6)本データ用シートに移行 更に、細かく分析、展開しても良いのですが、全体構想に見当がつけば、本データ用シートに移して、各項の属性、推定作業時間、費用、外注等の見積要否等を直接記入・保管できるようにします。
移行するために、プロジェクト全体のコードを、”ML” + “記号” の形式で設定します。 “記号”は既存のものと重複のないようにします。 シート上に記入したデータの取込範囲を対角セルで指定して〔データ保存〕ボタンをクリックします。
・・続く・・
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